洗顔って実は奥が深い?洗顔の一般的な方法と注意点
毎日当たり前のようにしている洗顔ですが、実はやり方ひとつで肌の状態が変わってくるって知っていましたか?私たちの肌には、汗や皮脂といった体から出る汚れと、ホコリや花粉などの外からつく汚れが日々付着しています。
こうした汚れを放っておくと変質して肌に刺激を与え、トラブルの原因になることもあるんです。
でも、ただ洗えばいいというわけではないのが難しいところ。洗いすぎても、肌に必要な皮脂まで落としてしまって乾燥や肌荒れの原因になってしまうんですね。要は、不要な汚れだけをきちんと落として、必要な潤いは守る、というバランスが大切なんです。
洗顔の基本的な手順
まずは基本の流れから見ていきましょう。実際にやってみると意外とシンプルなんです。
- 手を石けんでしっかり洗う(雑菌を落とし、泡立ちも良くなります)
- ぬるま湯で顔を予洗いする(33~35℃くらいが目安)
- 洗顔料をきめ細かく泡立てる
- 皮脂の多いおでこや鼻筋から泡をのせて洗う
- 乾燥しやすい目元や口元は軽く泡をあてる程度に
- ぬるま湯で丁寧にすすぐ(20回以上が目安)
- 清潔なタオルで押さえるように水分を拭き取る
- すぐに化粧水や乳液で保湿する
この手順を見ると、洗顔前に手を洗うことから始まっているのがポイントなんです。手についている雑菌や汚れを落とすことで、洗顔料の泡立ちも良くなりますし、顔に雑菌を移してしまうリスクも減らせます。
泡立てが肌を守る鍵になる
洗顔でとても重要なのが、花王のサイトにも書かれているように「しっかりと泡立てること」。泡立てが不十分だと、手と肌の間で摩擦が起きて、知らず知らずのうちに肌を傷つけてしまうことがあるんです。
きめ細かくて弾力のある泡は、手と肌の間でクッションの役割を果たしてくれて、摩擦を防いでくれます。
泡立てるのが苦手という方は、泡立てネットを使うのがおすすめ。100円ショップやドラッグストアで簡単に手に入りますし、短時間でふわふわの泡が作れます。
最近では、容器から泡の状態で出てくるタイプの洗顔料もあるので、忙しい朝などに便利ですよね。
| 洗顔のポイント | 理由 |
|---|---|
| ぬるま湯を使う(33~35℃) | 熱すぎると必要な皮脂まで落ち、冷たすぎると汚れが落ちにくい |
| たっぷりの泡で洗う | 摩擦を防ぎ、汚れを吸着しやすくする |
| 擦らず泡を転がすように | 肌への刺激を最小限に抑える |
| すすぎをしっかり行う | 洗顔料の残りが肌トラブルの原因になる |
やってしまいがちなNG行動
良かれと思ってやっていることが、実は肌に負担をかけていることもあります。自分の洗顔習慣を振り返りながらチェックしてみてください。
ゴシゴシ洗いは厳禁
汚れをしっかり落とそうと、つい力を入れてゴシゴシ洗ってしまう方もいるかもしれません。でも、顔の皮膚はとても薄くてデリケート。強くこすると摩擦で肌が傷ついて、乾燥やキメの乱れといったトラブルにつながってしまうんです。
洗うときは指ではなく、泡を転がすようなイメージで優しく洗いましょう。泡が手と肌の間にあって、直接肌に触れない感覚が理想的。特に目元や口元は乾燥しやすい部分なので、泡を軽くあてる程度で十分と言われています。
お湯の温度に要注意
お風呂のついでに洗顔する場合、40℃前後のお湯をそのまま使っていませんか?熱すぎるお湯は肌に必要な皮脂まで洗い流してしまい、乾燥の原因になります。
洗顔に適した温度は33~35℃くらいのぬるま湯。ちょっとぬるいかなと感じるくらいが、ちょうどいい温度なんですね。
反対に、冷たい水だと汚れが落ちにくくなります。また、急激に肌が冷やされることで顔が赤くなってしまうこともあるので、やはりぬるま湯が一番安心です。
- 熱いお湯(40℃以上)→必要な皮脂まで落ちて乾燥しやすい
- 冷たい水→汚れが落ちにくく、肌への刺激になることも
- ぬるま湯(33~35℃)→汚れを落としつつ、肌に優しい
すすぎ残しに気をつけて
意外と見落としがちなのが、洗顔料のすすぎ残し。洗顔料が肌に残っていると、それ自体が刺激になって炎症を起こしたり、ニキビなどのトラブルにつながることがあるんです。
特にフェイスラインのこめかみや顎の下、小鼻の周りなどは凹凸があってすすぎにくい部分なので、意識して丁寧に流しましょう。
すすぐときも、シャワーを直接顔に当てるのは避けたほうがいいですね。水圧が刺激になってしまうので、手ですくったお湯を顔に優しくかけるようにしてすすぐのがおすすめです。最後に鏡で確認すると安心ですよ。
洗顔の頻度と保湿ケア
洗顔料を使った洗顔は、朝と晩の1日2回で十分と考えられています。汗をかいたり脂っぽさが気になるときは、つい何度も洗いたくなりますが、洗いすぎは肌のバリア機能を低下させる原因になってしまいます。
朝と夜で洗い方を変えてみる
朝は寝ている間に出た皮脂や汗を落とす程度でOK。軽めの洗顔で大丈夫です。
夜は1日の汚れをしっかり落とす必要があるので、丁寧に洗顔しましょう。乾燥肌が気になる方は、朝はぬるま湯だけで洗い、夜だけ洗顔料を使うという方法もあります。
季節によって肌の状態は変わるので、自分の肌と相談しながら調整してみてください。
洗顔後はすぐに保湿を
洗顔した直後の肌は、一時的にバリア機能が弱まっていて、どんどん水分が蒸発していく状態なんです。
だからこそ、洗顔が終わったらできるだけ早く化粧水や乳液で保湿することが大切。タオルで水分を拭き取ったら、すぐにスキンケアを始める習慣をつけるといいですね。
タオルで拭くときも、ゴシゴシこすらずに、押さえるように優しく水分を取りましょう。柔らかいコットン素材のタオルを使うと、肌への負担が少なくて済みますよ。
| 時間帯 | 洗顔のポイント |
|---|---|
| 朝 | 軽めに洗う。寝ている間の皮脂や汗を落とす程度で十分 |
| 夜 | 丁寧に洗う。1日の汚れをしっかり落とすことが重要 |
| 乾燥肌の場合 | 朝はぬるま湯のみ、夜は洗顔料を使うという方法も |
洗顔は毎日のことだからこそ、正しい方法を身につけることが健やかな肌づくりにつながります。最初は手順が多く感じるかもしれませんが、慣れてしまえば自然とできるようになります。
肌の状態が気になる場合や、何か変化があったときは、自己判断せず皮膚科の先生など専門家に相談してみてください。
一般的な情報提供を目的としており、医学的なアドバイスではありません。体調や肌の状態に関する判断は、自身で決めつけずに医療機関へご相談ください。